2015年7月10日

 

                 

                    特定非営利活動法人たこ凧揚がれ

                           理事長 川上道子

 

    「たこ凧揚がれ」10年の感謝の気持ちを込めて

 

 向夏の候、時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

伊勢原の郷土玩具「あぶ凧」がインドネシア・バリ島に渡り、今年で10年となりました。

 

 バリ聖地保存会代表の萬田登美様からインドネシア国バリ州カラガッサム県ブサキ村ブサキ第6小学校の学校に手渡され、学校教材となり、ハガキの交流やブサキ小学校の子どもたちが作った「あぶ凧」が送られてくる交流を経て、200910月「伊勢原とバリ島をつなぐ小さな親善大使たち」としてブサキ第6小学校の子どもたち10名とご父兄・先生など総勢13名を伊勢原にお招きし大山小学校などとの交流を致しました。

その交流時、ブサキの子どもたちが初めて口にして「おいしい」と味わってくれた柿を「交流の証」として、2011年3月には柿の木50本を送り、ブサキ寺院で植樹式。その後、その柿を育てるため農業交流へとつながってまいりました。

 

私たちの活動は全て寄付と大勢のご支援、これまでインドネシアバリ島・日本全国の団体合わせて約100団体、両国合わせて300人以上の方々の賜でございます。

 心より御礼申し上げます。

 

この10年の節目、2016年3月11日~17日に「伊勢原とバリ島をつなぐ小さな親善大使たち2」・「農業交流6」としてブサキ第6小学校の子どもたち10名とご父兄・先生、そして国立ウダヤナ大学農学部学生2名をお招きいたします。

世界は国境を越えた国際交流が大切と痛感いたします。「一つひとつの出会い、一人ひとりの思い」を大切に繋いでいきたいと思っています。

 

今後ともご指導ご鞭撻、応援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。