NPO法人たこ凧揚がれは、神奈川県伊勢原市とインドネシア、バリ州の国際交流のために設立された団体です。八百万の神々が住む日本、平安時代より霊山として崇められた大山を有する伊勢原と、神々が住む島と言われるバリは、共通する文化をたくさん有しています。お互いの文化交流により、失われたもしくは失われつつある伝統文化を復活、保持することを目的とし、また人の生活には欠かせない美しい水を守るため、伊勢原、バリで美しい環境を守る農業交流も始めています。
交流は、2005年理事長の川上が、財団法人バリ聖地保存会(バリ、代表 萬田登美氏)と出会ったところから始まりました。2007年、NPO法人を立ち上げ、伊勢原市内の小学生とバリ島カランガッサム県ブサキ村ブサキ第六小学校の子供たちの交流支援を本格的にスタート、2009年には10人のブサキの子供たちを伊勢原に小さな親善大使として招き、実際の子供たちの交流が実現しました。2011年3月には、友好の証として柿の苗木50本を送り、柿の育て方を指導するため、10月には、インドネシア国立ウダヤナ大学農学部の学生さん2名を招きました。2012年度も柿の木10本を送り、3月に留学生2名を招き柿だけではなく、トマト、苺、きのこ農家での実習をいたしました。